この桜の写真。
どこの桜かは内緒です。
でも、たとえ写真であってもこの桜を1番に見せてあげたい人が、私には2人もいるのです。
今、ひとりは遠くにいるし、もうひとりはさらに遠くにいるしで、結局は連れて行くことも、直接見せてあげることも出来ないのです。
ここの桜並木はずっと歩いて行くと、大川まで続いていて、2人は無言でそこを仰いで眺めながら歩いてゆくのが大好きでした。
私はそんな2人の姿を、その後ろから見ているのが大好きでした。
今、外はまるで春の嵐のような風雨。
この桜が1日でも長く咲いているように祈るばかりです。
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